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英取材チーム天安門広場で拘束 全過程中継で放送

2013年03月18日

 

【新唐人2013年3月18日付ニュース】中国の新指導者が就任しても、報道の自由のスペースは狭まるばかりです。15日、イギリスのニュース専門局・スカイニュースの取材チームが天安門広場で生中継を行っていた際、突然中国の警察が拘束。しかし、運悪く、この全過程がカメラに収められ、そのまま生中継で放送されました。

 

警察車両の中に連行されたスカイニュースのマーク・ストーン記者とカメラマン。カメラはまだ回っています。記者はすこし緊張していますが、まだ落ち着いた様子で、状況説明を行い、中継を続けています。

 

北京警察

「中国の法律ではメディアは取材の際許可書が必要です。もしメディアの仕事を続けたければ、撮影許可を得る必要があります。撮影をやめてもらえますか」

 

マーク・ストーン(Mark Stone)記者によると、天安門広場での撮影許可は事前に獲得済みだそうです。ただ、当日朝の中継で天安門事件に触れたことが警察当局の神経に触れたのかもしれないと推測しています。二人の釈放後、北京警察は彼らが取材許可証を適正に身につけていなかったと拘束理由を説明しました。

 

スカイニュースは度々中国の禁区に潜入しています。数年前は、警察当局の厳しい監視下に置かれていた高智晟弁護士の自宅に入り、高弁護士の取材に成功しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/03/16/a863945.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

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